スッタニパータ解説 スッタニパータ 洞窟についての八つの詩句779の解説 779 想いを知りつくして、激流を渡れ。聖者は、所有したいという執着に汚されることなく、(煩悩の)矢を抜き去って、つとめ励んで行い、この世をもかの世をも望まない。目の前に広がる現象とその現象に対する自らの反応の仕方すなわち想いを知り尽くして... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ 洞窟についての八つの詩句778の解説 778 賢者は、両極端に対する欲望を制し、(感官と対象との)接触を知りつくして、貪ることなく、自責の念にかられるように悪い行いをしないで、見聞することがらに汚されない。賢者は人間的思考の運動(快⇔不快)により発生する両極端の欲望を制し、現象... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ 洞窟についての八つの詩句777の解説 777 (何ものかを)わがものであると執着して動揺している人々を見よ。(かれらのありさまは)ひからびた流れの水の少ないところにいる魚のようなものである。これを見て、「わがもの」という思いを離れて行うべきである。ー諸々の生存に対して執着するこ... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ 洞窟についての八つの詩句776の解説 776 この世の人々が、諸々の生存に対する妄執にとらわれ、ふるえているのを、わたしは見る。下劣な人々は、種々の生存に対する妄執を離れないで、死に直面して泣く。世の人々は、現在の生存状態を望んで、あるいは掴んだものを離そうとしないが、この世は... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ 洞窟についての八つの詩句775の解説 775 だから人はここにおいて学ぶべきである。世間で「不正」であると知られているどんなことであろうとも、そのために不正を行ってはならない。「ひとの命は短いものだ」と賢者たちは説いているのだ。人は、いずれは手放さなければならない欲望のために不... スッタニパータ解説