スッタニパータ 777 (第4の視点)

人は、何故動揺するのか?それは、失われるものに執着をしているからである。人は本能的に執着の対象が失われることを知っている。故に動揺するのである。それは、あたかも水の少ないところにいる魚の如く、いつ失われるかわからない水を求めているようなものである。それを知って修行者は、対象に対して、わがものという想いを捨て去って、対象を掴もうとせず、それを手放して、無常を感じながら、あるがままに世の中を遍歴し、遂には真理を視たのである。