スッタニパータ

スッタニパータは、お釈迦様が実際にお話しされたことばです。

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09月

スッタニパータ  サーリープッタ974の解説

974 またさらに、世間には五つの塵垢(ちりあか)がある。よく気をつけて、それらを制するためにつとめよ。すなわち色かたちと音声と味と香りと触(ふ)れられるものに対する貪欲を抑制せよ。

 

 

 

またさらに、世間には五つの塵垢(ちりあか)がある。よく気をつけて、それらに対する人間的思考の運動(快⇔不快)を制するためにつとめよ。すなわち色かたちと音声と味と香りと触(ふ)れられるものに対する人間的思考の運動(快⇔不快)にもとづいた貪欲を抑制せよ。

スッタニパータ  サーリープッタ973の解説

973 他人からことばで警告されたときには、心をおちつけて感謝せよ。ともに修行する人々に対する荒(すさ)んだ心を断て。善いことばを発せよ。その時にふさわしくないことばを発してはならない。人々をそしることを思ってはならぬ。

 

 

他人からことばで警告されたときには、人間的思考の運動(快⇔不快)による反応の仕方に注意し、心をおちつけて反応せよ。ともに修行する人々に対する人間的思考の運動(喜⇔怒)による荒(すさ)んだ心を断て。中道にもとづいたことばを発せよ。その時にふさわしくない人間的思考の運動によることばを発してはならない。運動によって人々をそしることを思ってはならぬ。

 

 

スッタニパータ  サーリープッタ972の解説

972 眼を下に向けて、うろつき廻ることなく、瞑想に専念して、大いにめざめておれ。心を平静にして、精神の安定をたもち、思いわずらいと欲のねがいと悔恨(かいこん)とを断ち切れ。

 

 

眼を下に向けて、うろつき廻ることなく、瞑想に専念して、大いにめざめておれ。人間的思考の運動を制し、心を平静にして、精神の安定をたもち、人間的思考の運動(快⇔不快)がもたらす思いわずらいと欲のねがいと悔恨(かいこん)とを断ち切れ。

 

スッタニパータ  サーリープッタ971の解説

971 適当な時に食物と衣服とを得て、ここで(少量に)満足するために、(衣食の)量を知れ。かれは衣食に関しては恣(ほしい)ままならず、慎(つつ)しんで村を歩み、罵(ののし)られてもあらあらしいことばを発してははならない。人々をそしることを想ってはならぬ。

 

 

適当な時に食物と衣服とを得て、ここで少量に満足するために、衣食の量を知れ。かれは衣食に関しても人間的思考の運動(好き⇔嫌い)を制し、恣(ほしい)ままならず、慎(つつ)しんで村を歩み、罵(ののし)られても人間的思考の運動(快⇔不快)を制して、あらあらしいことばを発してははならない。人間的思考の運動(喜⇔怒)による反応の仕方によって、人々をそしることを想ってはならぬ。

スッタニパータ  サーリープッタ970の解説

970 すなわち『わたしは何を食べようか』『わたしはどこで食べようか』『(昨夜は)わたしは眠りづらかった』『今夜はわたしはどこで寝ようか』ー家を捨て道を学ぶ人は、これら(四つの)憂いに導く思慮を抑制せよ。

 

 

 

すなわち人間的思考の運動(快⇔不快)の反応によって『わたしは何を食べようか』『わたしはどこで食べようか』『(昨夜は)わたしは眠りづらかった』『今夜はわたしはどこで寝ようか』ー家を捨て道を学ぶ人は、これら(四つの)憂いに導く思慮すなわち人間的思考の運動を抑制せよ。

スッタニパータ  サーリープッタ969の解説

969 智慧をまず第一に重んじて、善を喜び、それらの危難にうち勝て。奥まった土地に臥す不快に堪(た)えよ。次の四つの憂うべきことに堪えよ。

 

 

人間的思考の運動を止めたところの智慧をまず第一に重んじて、中道を歩み、それらの危難にうち勝て。人間的思考の運動(快⇔不快)を制し、奥まった土地に臥す不快に堪(た)えよ。次の四つの憂うべきことに堪えよ。

スッタニパータ  サーリープッタ968の解説

968 怒りと高慢とに支配されるな。それらの根を掘りつくしておれ。また快いものも不快なものも、両者にしっかりと、うち克(か)つべきである。

 

 

 

人は、人間的思考の運動(快⇔不快)により望んでいたものが得られないならば怒り、得られたならば高慢となる。この人間的思考の運動を制して、怒りと高慢とに支配されるな。自らの人間的思考の運動による反応の仕方に熟知し、それらの根を掘りつくしておれ。また快いものも不快なものも、両者にしっかりと、うち克(か)つべきである。

スッタニパータ  サーリープッタ967の解説

967 盗みを行ってはならぬ。虚言を語ってはならぬ。弱いものでも強いものでも(あらゆる生きものに)慈(いつく)しみを以て接せよ。心の乱れを感ずるときにには、「悪魔の仲間」であると想って、これを除き去れ。

 

 

 

人間的思考の運動による両極端を欲する反応の仕方を制し、盗みを行ってはならぬ。虚言を語ってはならぬ。常に寂静(中道)を保ち、弱いものでも強いものでもあらゆる生きものに慈(いつく)しみを以て接せよ。両極端による心の乱れを感ずるときにには、「悪魔の仲間」であると想って、これを除き去れ。

 

スッタニパータ  サーリープッタ966の解説

966 病にかかり、餓(う)えに襲われても、また寒冷や酷暑(こくしょ)をも堪(た)え忍ぶべきである。かの〈家なき人〉は、たといそれらに襲われることがいろいろ多くても、勇気をたもって、堅固(けんご)に努力をなすべきである。

 

 

病にかかり、餓(う)えに襲われても、人間的思考の運動(安心⇔不安)を制し、また寒冷や酷暑(こくしょ)においても人間的思考の運動(快⇔不快)を制し、堪(た)え忍ぶべきである。かの家なき人は、たといそれらに襲われることがいろいろ多くても、勇気をたもって、堅固(けんご)に人間的思考の運動を制する努力をなすべきである。

 

スッタニパータ  サーリープッタ965の解説

965 異なった他の教えを奉ずる輩(ともがら)をも恐れてはならない。ーたといかれらが多くの恐ろしい危害を加えるのを見ても。ーまた善を追求して、他の諸々の危難にうち勝て。

 

 

異なった他の教えを奉ずる輩(ともがら)をも恐れてはならない。ーたといかれらが多くの恐ろしい危害を加えるのを見ても。自らの人間的思考の運動によく気をつけーまた寂静を追求して、他の諸々の人間的思考の運動(安⇔恐)にうち勝て。