スッタニパータ suttanipata

スッタニパータは、お釈迦様が実際にお話しされたことばです。

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04月

お釈迦さまが説かれた教えとは?

皆さんおはようございます。

今日はお釈迦様の誕生日ですね!

と言う事で、今日はお釈迦さまが何を説かれたのか?と言う事をお話ししようと思います。

お釈迦さまの時代、今もそうですが、非常に苦しんでいる人が多かった。

人は何故苦しみのか?苦しみを脱するにはどうしたらよいのか?と考えて修行され、遂にその方法を見つけたのです。

つまり、悟りによってこの世とあの世の輪廻から解脱し安穏を得る方法。

それがお釈迦さまの道です。

では、どうしたら悟れるのか?

それは、真理をみて悟る事です。

真理とは何か?と言うと、その中心となるのが生起と消滅です。

この世の中は生起と消滅を繰り返している。

この2つの運動ですね!

この世の中を観察すると2つの事にあふれていることがわかります。

快と不快もそうですね。

それらを観察することによって、気づきを得、そして悟るのですが、

そこで有名な象の話があります。

ある時盲目の人を集めて象の身体を触らせて象の全体像が分かるかと言うお話ですね。

ある人は胴体を触って硬い壁のようなものだと言う。

ある人は鼻を触って長いホースのようなものだと言う。

ある人は耳を触って厚くペラペラしたものだと言う。

どの人も間違えたことは言っていません。

ただ、全体を見ないと象と言う全体像は見えてこない。

真理も同じです。

ある人はこれが真理だと言う。

あの人はこれが真理だと言う。

それぞれが間違えたことは言っていないのですが

全体を見ないと本質は見えてこない。

ではどうしたら見えるのか?

分ける事を止める事です。

快⇔不快に分ける事を止めて全体を見る。

その目で観察をすることによって初めて本質を見て悟ることが出来るのです。

皆さんも日々自分の分ける癖によく気をつけて日々を過ごしその分けない

全体を見る事によって悟りへと近づく事ができます。

今日のお釈迦様のお生まれになった日にこの事を思い出して日々精進いたしましょう!