お釈迦様の中道を維持する修行である自らの人間的思考の運動(快⇔不快)を制する修行を進めて行くと、それらに対する自分の反応の仕方(癖)がよくわかるようになる。そうすると、このような時はこのような反応をすると分かれば、おのずと気をつけないといけない瞬間がわかるようになってくる。そうして、よくその運動に気をつけながら修行を進めて行く。人間というのは、この世(生きている世界)と彼の世(死んだ後の世界)を行き来しながら輪廻しているのであるから、中道を歩みつつ、それらの人間的思考の運動(この世⇔彼の世)をも止めて輪廻からの解脱へと向かうのである。
