スッタニパータ解説 スッタニパータ 並ぶ応答ー小篇881の解説 881 またもしも自分の見解によって清らかとなり、自分の見解によって、真理に達した人、聡明な人となるのであるならば、かれらのうちには知性のない者はだれもいないことになる。かれらの見解は(その点で)等しく完全であるからである。またもしも自分の... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ 並ぶ応答ー小篇880の解説 880 もしも論敵の教えを承諾しない人が愚者であって、低級な者であり、智慧の劣った者であるならば、これらの人々はすべて(各自の)偏見を固執しているのであるから、かれらはすべて愚者であり、ごく智慧の劣った者であるということになる。もしも論敵の... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ 並ぶ応答ー小篇879の解説 879 かれらはこのように異なった執見をいだいて論争し、「論敵は愚者であって、真理に達した人ではない」と言う。これらの人々はみな「自分こそ真理に達した人である」と語っているが、これらのうちで、どの説が真実なのであろうか?人には様々な見方があ... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ 並ぶ応答ー小篇878の解説 878 (世の中の学者たちは)めいめいの見解に固執して、互いに異なった執見(しゅうけん)をいだいて争い、(みずから真理への)熟達者であると称して、さまざまに論ずる。ー「このように知る人は真理を知っている。これを非難する人はまだ不完全な人であ... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ 争闘877の解説 877 かの聖者は、『これらの偏見はこだわりがある』と知って、諸々のこだわりを熟考し、知った上で、解脱(げだつ)せる人は論争におもむかない。思慮ある賢者は種々なる変化的生存を受けることがない。」かの聖者は、様々な人間的思考の運動に熟知し『こ... スッタニパータ解説