スッタニパータ  武器を執ること 946の解説

946 バラモンである聖者は、真実から離れることなく、陸地(安らぎ)に立っている。かれは一切を捨て去って、「安らかになった人」と呼ばれる。

 

 

 

修行者でもある聖者は、真実から離れることなく、人間的思考の運動を制して中道である安らぎに立っている。かれは一切の人間的思考の運動による喜びを捨て去って、「安らかになった人」と呼ばれる。この人間的思考の喜びには必ず同等の苦しみがついてまわることを知って、修行者よ中道に帰するのだ。