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スッタニパータ解説

スッタニパータ 迅速922の解説

921 〔質問者いわく〕、「眼を開いた人は、みずから体験したことがら、危難の克服、を説いてくださいました。ねがわくは、正しい道を説いてください。戒律規定や、精神安定の法をも説いてください。」922 〔師いわく〕、「眼で視ることを貪(むさぼ)...
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スッタニパータ 迅速920の解説

920 海洋の奥深いところでは波が起らないで、静止しているように、静止して不動であれ。修行者は何ものについても欲念をもり上らせてはならない。」海洋の奥深いところでは波が起らないで、静止しているように、人間的思考の運動(好き⇔嫌い)を静止して...
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スッタニパータ 迅速919の解説

919 修行者は心のうちが平安となれ。外に静穏を求めてはならない。内的に平安となった人には取り上げられるものは存在しない。どうして捨てられるものがあろうか。修行者は自らの心をよく観察し、両極端の運動を制し、心のうちが平安となれ。無常なる外に...
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スッタニパータ 迅速918の解説

918 これ(慢心)によって『自分は勝れている』と想ってはならない。『自分は劣っている』とか、また『自分は等しい』とか想ってはならない。いろいろの質問を受けても、自己を妄想(もうそう)せずにおれ。人間的思考の運動(優⇔劣)による慢心によって...
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スッタニパータ 迅速917の解説

917 内的にでも外的にでも、いかなることがらをも知りぬけ。しかしそれによって慢心を起こしてはならない。それが安らいであるとは真理に達した人々は説かないからである。自らが法をあらわす。すなわち自らの内的である心の反応の仕方にも、外的な目の前...