スッタニパータ解説 スッタニパータ サーリープッタ966の解説 966 病にかかり、餓(う)えに襲われても、また寒冷や酷暑(こくしょ)をも堪(た)え忍ぶべきである。かの〈家なき人〉は、たといそれらに襲われることがいろいろ多くても、勇気をたもって、堅固(けんご)に努力をなすべきである。自らの身体や環境が変... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ サーリープッタ965の解説 965 異なった他の教えを奉ずる輩(ともがら)をも恐れてはならない。ーたといかれらが多くの恐ろしい危害を加えるのを見ても。ーまた善を追求して、他の諸々の危難にうち勝て。異なった他の教えを奉ずる輩(ともがら)をも人間的思考の運動(好き⇔嫌い)... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ サーリープッタ964の解説 955 サーリープッタさんが言った、ー「わたくしは未だ見たこともなく、また誰からも聞いたこともない。ーこのようにことば美(うる)わしき師(ブッダ)、衆の主がトゥシタ天から来たりたもうたことを。956 眼ある人(ブッダ)は、神々及び世人が見る... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ 武器を執ること954の解説 954 聖者は自分が等しい者どものうちにいるとも言わないし、劣った者のうちにいるとも、勝れた者のうちにいるとも言わない。かれは安らいに帰し、慳(ものおし)みを離れ、取ることもなく、捨てることもない。ーと師は説かれた。かれは両極端に分けて比較... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ 武器を執ること953の解説 953 動揺して煩悩に悩まされることなく、叡智(えいち)ある人にとっては、いかなる作為も存在しない。かれはあくせくした営みから離れて、至るところに安穏を見る。人間的思考の運動(好き⇔嫌い)を制し、動揺して煩悩に悩まされることなく、自ら真理を... スッタニパータ解説