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仏の五智の思考に目覚めると仏心に目覚め白銀のヴァイブレーションを受けます。この世の中の全ての生き物を救いたいと言う気持ちがわき上がってきて全ての波動、魂、地球の波動を感じるようになります。
そこから大円鏡智の世界が芽生えてきます。大円鏡智は金剛薩埵の心すなわち菩提心でたくさんの苦しんでいる人を見通し仏様の教えを伝えていきたいと言う心がわき上がってくるのです。伝えるために人を集めようそして、集まった人に純粋な慈しみの心(愛)で菩提心を説く、そして阿閦如来さまの心でお互いに喜び合う。これが大円鏡智の心であり境涯です。
それを分け隔てなく伝えたいと思う心これが平等性智、人間的思考では差別、区別をしがちですが、この平等性智の心になるとそれぞれ違うけれどもそれぞれの特徴を慈しみそれぞれを尊く思う心で分け隔てなく教えを説こうとする心が生じます。人間的思考で差別区別すると執着を生じあれが欲しいこれが欲しいとなりますが、仏様の心へ転換されるとこの平等性智の心になるとどれも尊いので特に執着することがないのです。これが宝生如来の福徳宝生の心でもあります。そしてそれぞれの特徴、光り輝いているものを見通しその素晴らしいところを伸ばしてあげたいと言う気持ちがわき上がってきます。その光り輝くものを目覚めさせるには、見方を変えていく人間的思考で狭く(偏っているために)なっている見方を広く大きくしていくんだという心も生まれます。人は、一つの視野の中で見てその中で自分の力を発揮しょうとしますが、それを仏の見方にすることによって自分の能力をもっと幅広く活かすことができるようになります。
そして共に才能を出し合って喜び合っている姿が金剛笑菩薩の姿と言えます。このように五智の思考になるとエネルギーでものごとを感じとれるようになるので、これを妙観察智と言います。