スッタニパータ suttanipata

スッタニパータは、お釈迦様が実際にお話しされたことばです。

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スッタニパータ パスーラ832の解説

スッタニパータ パスーラ832の解説

832 (特殊な)偏見を固執して論争し、「これのみが真理である」と言う人々がいるならば、汝はかれらに言え、ー「論争が起っても、汝と対論する者はここにいない」と。

 

 

 

自らの偏った見方を信じ込み執着をして論争に及び「これのみが真理である」と言う人々がいるならば、汝はかれらに言え「論争が起こっても、汝と対論するものはここにいない」と。修行者は、対立の運動をしてはならない。対立が起こるとある時は、称賛され、ある時は非難される。それに伴って、かれらのこころもある時は、高ぶり、ある時は消沈する。このような運動になると知れ。それは、まさに人間的思考の運動である。修行者はその運動を離れて行い。その運動に同調してはならない。その運動を静止して、安穏を見るものそれが修行者である。

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