スッタニパータ suttanipata

スッタニパータは、お釈迦様が実際にお話しされたことばです。

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スッタニパータ 争闘870のご法話

スッタニパータ 争闘870のご法話

869 「快と不快とは何にもとづいて起るのですか?また何がないときにこれらのものが現われないのですか?また生起と消滅ということの意義と、それの起るもととなっているものを、われに語ってください。」

 

 

人間的思考の運動(快⇔不快)がもたらす「快と不快とは、感官による接触にもとづいて起る。感官による接触が存在しないときには、これらのものも起らない。それらを求めて立ち上がる生起と消滅ということの意義と、それの起るもととなっているもの感官による接触を、われは汝に告げる。」

 

感官とは何か?それは目、耳、鼻、舌、身体、心である。それらが接触することで快と不快が生じる。故に快を求め不快を排除しようとするとその想いにより生起が発生する。この世は無常であるから生起したものは消滅するのである。

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