スッタニパータ suttanipata

スッタニパータは、お釈迦様が実際にお話しされたことばです。

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スッタニパータについて

スッタニパータについて

皆さんお釈迦さまと言えば、仏教の創始者という事ですが、このスッタニパータの時代は、お釈迦さまがひとりの修行者として修行されていた時代の質疑応答です。

ここでは、いろんな修行者の人が修行完成者であるお釈迦さまに様々な質問をするのですが、それに対してお釈迦さまが直接お答えになっている非常に貴重な内容となっています。

この修行者たちは何を修行しているのかというと、この世の中は、無常つまり、時間と共に変化していく世界です。そしてこの世に存在している人々は、輪廻転生してまた生まれてくる。つまり、同じ事を繰り返している無限ループのようなものです。そこから解脱するために修行をしているわけですね。

つまり、どのような人生を歩もうとも、そこにあるのは生と死。考えてみてください。この世で死なない人は誰もいない。なぜか?それは生を受けたからです。生まれてきたからには必ず死が付いてくる。

この世の中は無常ですから非常に苦しい。つまり苦しみの世界です。当時の修行者たちは、この苦しみの世界から何とか抜け出したい。その想いで修行完成者(輪廻から解脱した)お釈迦さまへ苦しみの世界からの脱出方法を必死に聞きました。

その問答を集めたものがこのスッタニパータです。

お釈迦様の時代からかなりの時が経った現代。しかし環境が豊かになっても人々の心は当時とそれほど変わりません。つまりこの世は化学や医療が進歩してもやはり無常だからです。そこにあるのはやはり生と死。

皆さんもこのスッタニパータを学ぶことによって、いや、実践することによって本当の幸せ=この輪廻からの脱出を是非成し遂げて下さい。

死では解決できないのです。

解決する方法は「ただひとつ」生きているうちに「さとり」を得ることです。

そして遂には彼の岸へと渡るのです。

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