スッタニパータ suttanipata

スッタニパータは、お釈迦様が実際にお話しされたことばです。

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01月

スッタニパータ ティッサ・メッテイヤ820の解説

820 独りでいる修行をまもっていたときには一般に賢者と認められていた人でも、もしも淫欲の交わりに耽ったならば、愚者のように悩む。

 

 

自らの人間的思考の運動(快⇔不快)を制し、独りでいる修行をまもっていたときには一般に賢者と認められていた人でも、もしも中道を踏み外し、人間的思考の運動(快⇔不快)を抑えられずに、淫欲の交わりに耽ったならば、愚者のように悩む。

 

新年のご挨拶

皆さん、明けましておめでとうございます。

2024年の新年を迎えました。

このホームページのタイトルであるスッタニパータとは何か?と言いますと「ブッダのことば」であり、お釈迦様が修行者の質問に対して答えた問答をまとめたものです。ここで、学生アジタさんとかいう形で出てくる質問者は、修行者の一人であり、お釈迦様にこのようなケースはどのように修行をすすめるのでしょうか?と言う質問に対してお釈迦様が答えて下さっています。我々はその問答の様子をこのスッタニパータを通してみる事ができるのです。

お釈迦様の教えの中心は中道です。この中道を維持することによって初めて真理を観て(知ることによって)この我々が存在している無常(苦しみ)の世界から解脱(輪廻からの解脱)できると言う事をお釈迦様は教えて下さいました。

読者の皆様が、この技法をこのホームページを通して学び一人でも多くの方が安穏を観る事を願っています。

合掌