966 病にかかり、餓(う)えに襲われても、また寒冷や酷暑(こくしょ)をも堪(た)え忍ぶべきである。かの〈家なき人〉は、たといそれらに襲われることがいろいろ多くても、勇気をたもって、堅固(けんご)に努力をなすべきである。
病にかかり、餓(う)えに襲われても、また寒冷や酷暑(こくしょ)をも自らの人間的思考の運動(快⇔不快)を制して堪(た)え忍ぶべきである。かの執着の対象を捨て去った家なき人は、たといそれらに襲われることがいろいろ多くても、勇気をたもって、堅固(けんご)に自らの人間的思考の運動(快⇔不快)を制する努力をなすべきである。そのように制して絶えず怠ることなく観察するのである。
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