スッタニパータ suttanipata

スッタニパータは、お釈迦様が実際にお話しされたことばです。

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スッタニパータ 洞窟についての八つの詩句778のご法話

スッタニパータ 洞窟についての八つの詩句778のご法話

778 賢者は、両極端に対する欲望を制し、(感官と対象との)接触を知りつくして、貪ることなく、自責の念にかられるように悪い行いをしないで、見聞することがらに汚されない。

 

 

賢者は、人間的思考の運動(好き⇔嫌い)である両極端に対する欲望を制し、感受する感覚である目(美しい⇔醜い)、耳(称賛⇔非難)、鼻(良臭⇔悪臭)、舌(美味しい⇔不味い)、蝕(快⇔不快)、意(好き⇔嫌い)がどのように対象に接触した時にそれらが生じるのかに熟知し、それらの反応を制し、貪ることなく、極端な行いをすることなく、制することによって、対象によって動揺することなく汚されないのである。修行者は常にこれらに気をつける事に努め自らを制し、安穏をみるのである。

 

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