スッタニパータ suttanipata

スッタニパータは、お釈迦様が実際にお話しされたことばです。

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スッタニパータ 洞窟についての八つの詩句773のご法話

スッタニパータ 洞窟についての八つの詩句773のご法話

人間は、目の前に現れたものをすぐに好き、嫌いに分け好きなものを求め、嫌いなものを排除するのが常である。その運動に自らが気づいて止めるしかないのである。周りの人が、あなたの心を、あるいは反応の仕方を気をつけることは不可能である。実に人間は、未来に分別した好きなものを思い描き、過去のことにも「あの時、ああすれば良かった」などとあれこれ考えながら心は激流に溺れこの無常の世において、好きなものを手に入れては、それを常なものと願っては、この変化する世界で苦しむのである。人は、知るべきである。自らの反応の仕方に気をつけること。これこそが自らの苦を回避するする方法であり技法である。全ての想いを止めて歩む道そこに安穏があるということを。

 

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