スッタニパータ suttanipata

スッタニパータは、お釈迦様が実際にお話しされたことばです。

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スッタニパータ 清浄についての八つの詩句791の解説

スッタニパータ 清浄についての八つの詩句791の解説

791 前の(師など)を捨てて後の(師など)にたより、煩悩の動揺に従っている人々は、執着をのり超えることがない。かれらは、とらえては、また捨てる。猿が枝をとらえて、また放つようなものである。

 

 

前の師などを捨てて後の師などにたより、依存という煩悩の動揺に従っている人々は、執着をのり超えることがない。かれらは、失われるものをとらえては、また捨てる。猿が枝をとらえて、また放つようなものである。真理は自分の内にあるものであり、師はそれを導くだけである。故に修行者は、依存する対象を捨て去ることによって、真理を視る。その時に初めて生と死とを乗り越えるのである。

 

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