918 これ(慢心)によって『自分は勝れている』と想ってはならない。『自分は劣っている』とか、また『自分は等しい』とか想ってはならない。いろいろの質問を受けても、自己を妄想(もうそう)せずにおれ。
慢心によってものごとを分別し『自分は優れている』と想ってはならない。『自分は劣っている』とか、また『自分は等しい』とか想ってはならない。いろいろの質問を受けても、自己を妄想(もうそう)分別せずにおれ。これらは全て人間的思考の運動(優⇔劣)である。等しいと思うこともまた人間的思考の運動(安心⇔不安)であり、等しいと思えば、安心し、そうでなければ不安にあるのである。これらは全て運動による荒波となってかれに襲いかかる。
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