778 賢者は、両極端に対する欲望を制し、(感官と対象との)接触を知りつくして、貪ることなく、自責の念にかられるように悪い行いをしないで、見聞することがらに汚されない。
賢者は、人間的思考の運動(快⇔不快)による感官と対象との接触を知りつくして、両極端に対する欲望を制し、それらを貪ることなく、自責の念にかられるように貪り求めて悪い行いなどをしてでも手に入れようとなど考えず、それらの想いを制し、何事においても、見聞することがらに汚されない。そのように自らの反応の仕方を制し、自らに打ち克つものである。
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