スッタニパータ解説 スッタニパータ 武器を執ること946の解説 946 バラモンである聖者は、真実から離れることなく、陸地(安らぎ)に立っている。かれは一切を捨て去って、「安らかになった人」と呼ばれる。修行者である聖者は、自らの人間的思考の運動(快⇔不快)を制し、中道を歩み、あるがままの真実から離れるこ... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ 武器を執ること945の解説 945 わたくしは、(牽引する者のことを)遁欲、ものすごい激流と呼び、吸い込む欲求と呼び、はからい、捕捉(ほそく)と呼び、超(こ)えがたい欲望の汚泥(おでい)であるともいう。わたくしは、人間的思考の運動がもたらす牽引する者のことを遁欲、もの... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ 武器を執ること944の解説 944 古いものを喜んではならない。また新しいものに魅惑(みわく)されてはならない。滅びゆくものを悲しんではならない。牽引(けんいん)する者〔妄執)にとらわれてはならない。人間的思考の運動(新しい⇔古い)を制し、古いものを喜んではならない。... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ 武器を執ること943の解説 943 虚言(うそ)をつくように誘(ひ)き込まれるな。美しいすがたに愛着を起こすな。また慢心を知りつくしてなくすようにせよ。粗暴になることなく、ふるまえ。自らの人間的思考の運動(快⇔不快)を制し、両極端を掴むための虚言(うそ)をつくように誘... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ 武器を執ること942の解説 942 安らぎを心がける人は、眠りとものぐさとふさぎこむ心とにうち勝て。怠惰(たいだ)を宿らせてはならぬ。高慢な態度をとるな。自らの人間的思考の運動(快⇔不快)を制し、中道を究め安らぎを心がける人は、眠りとものぐさとふさぎこむ心とにうち勝て... スッタニパータ解説