スッタニパータ解説 スッタニパータ 清浄についての八つの詩句794の解説 974 またさらに、世間には五つの塵垢(ちりあか)がある。よく気をつけて、それらを制するためにつとめよ。すなわち色かたちと音声と味と香りと触(ふ)れられるものに対する貪欲を抑制せよ。またさらに、世間には五つの人間的思考の運動(快⇔不快)に誘... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ 清浄についての八つの詩句793の解説 793 かれは一切の事物について、見たり学んだり思索したことを制し、支配している。このように観じ、覆われることなしにふるまう人を、この世でどうして妄想分別させることができようか。かれは一切の事物について、見たり学んだり思索したことに対する人... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ 清浄についての八つの詩句792の解説 792 みずから誓戒(せいかい)をたもつ人は、想いに耽(ふけ)って、種々雑多なことをしようとする。しかし智慧ゆたかな人は、ヴェーダによって知り、真理を理解して、種々雑多なことをしようとしない。みずから誓戒(せいかい)をたもつ人は、想い=人間... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ 清浄についての八つの詩句791の解説 791 前の(師など)を捨てて後の(師など)にたより、煩悩の動揺に従っている人々は、執着をのり超えることがない。かれらは、とらえては、また捨てる。猿が枝をとらえて、また放つようなものである。前の(師など)を捨てて後の(師など)にたより、人間... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ 清浄についての八つの詩句790の解説 790(真の)バラモンは、(正しい道の)ほかには、見解・伝承の学問・戒律・道徳・思想のうちのどれによっても清らかになるとは説かない。かれは禍福に汚されることなく、自我を捨て、この世において(禍福の因を)つくることがない。真の修行者は、人間的... スッタニパータ解説