スッタニパータ解説 スッタニパータ マーガンディヤ846の解説 846 ヴェーダの達人は、見解についても、思想についても、慢心に至ることがない。かれの本性はそのようなものではないからである。かれは宗教的行為によっても導かれないし、また伝統的な学問によっても導かれない。かれは執着の巣窟に導きいれられること... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ マーガンディヤ845の解説 845 竜(修行完成者)は諸々の(偏見)を離れて世間を遍歴するのであるから、それらに固執して論争してはならない。たとえば汚れから生(は)える、茎に棘(とげ)のある蓮(はす)が、水にも泥にも汚されないように、そのように聖者は平安を説く者であっ... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ マーガンディヤ844の解説 844 家を捨てて、住所を定めずにさまよい、村の中で親交を結ぶことのない聖者は、諸々の欲望を離れ、未来に望みをかけることなく、人々に対して異論を立てて談論をしてはならない。家を捨てて、住所を定めずにさまよい、村の中で親交を結ぶことのない聖者... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ マーガンディヤ843の解説 843 そのバラモンはどうして『(わが説は)真実である』と論ずるであろうか。またかれは『(汝の説は)虚偽(きょぎ)である』といって誰と論争するであろうか?『等しい』とか『等しくない』とかいうことのなくなった人は、誰に論争を挑(いど)むであろ... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ マーガンディヤ842の解説 842 『等しい』とか『すぐれている』とか、あるいは『劣(おと)っている』とか考える人、ーかれはその思いによって論争するであろう。しかしそれらの三種に関して動揺しない人、ーかれには『等しい』とか、『すぐれている』とか、(あるいは『劣っている... スッタニパータ解説