スッタニパータ解説 スッタニパータ サーリープッタ969の解説 969 智慧をまず第一に重んじて、善を喜び、それらの危難にうち勝て。奥まった土地に臥す不快に堪(た)えよ。次の四つの憂うべきことに堪えよ。人間的思考の運動(快⇔不快)を制し、中道による観察から得られる智慧をまず第一に重んじて、善を喜び、それ... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ サーリープッタ968の解説 968 怒りと高慢とに支配されるな。それらの根を掘りつくしておれ。また快いものも不快なものも、両者にしっかりと、うち克(か)つべきである。両極端を得られない怒りと得る事による高慢とに支配されるな。それらの人間的思考の運動(快⇔不快)による根... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ サーリープッタ967の解説 967 盗みを行ってはならぬ。虚言を語ってはならぬ。弱いものでも強いものでも(あらゆる生きものに)慈(いつく)しみを以て接せよ。心の乱れを感ずるときにには、「悪魔の仲間」であると想って、これを除き去れ。両極端を得るために盗みを行ってはならぬ... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ サーリープッタ966の解説 966 病にかかり、餓(う)えに襲われても、また寒冷や酷暑(こくしょ)をも堪(た)え忍ぶべきである。かの〈家なき人〉は、たといそれらに襲われることがいろいろ多くても、勇気をたもって、堅固(けんご)に努力をなすべきである。病にかかり、餓(う)... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ サーリープッタ965の解説 965 異なった他の教えを奉ずる輩(ともがら)をも恐れてはならない。ーたといかれらが多くの恐ろしい危害を加えるのを5 見ても。ーまた善を追求して、他の諸々の危難にうち勝て。自らの人間的思考の運動(安心⇔不安)を制し、異なった他の教えを奉ずる... スッタニパータ解説