2021-01

ご法話

スッタニパータ 死ぬよりも前に853のご法話

853 快(こころよ)いものに耽溺(たんでき)せず、また高慢にならず、柔和(にゅうわ)で、弁舌さわやかに、信ずることなく、なにかを嫌うこともない。修行者は、死ぬよりも前に次の事が実行できないといけない。自らの人間的思考の運動(快⇔不快)を制...
ご法話

スッタニパータ 死ぬよりも前に852のご法話

852 (遁欲(とんよく)などから)遠ざかり、偽(いつわ)ることなく、貪(むさぼ)り求めることなく、慳(ものおし)みせず、傲慢(ごうまん)にならず、嫌(きら)われず、両舌(かげぐち)を事としない。我々修行者が死ぬよりも前にやり遂げる事。それ...
ご法話

スッタニパータ 死ぬよりも前に851のご法話

851 未来を願い求めることなく、過去を思い出して憂(うれ)えることもない。[現在]感官で触れる諸々の対象について遠ざかり離れることを観じ、諸々の偏見に誘われることがない。世の人々は、人間的思考の運動(快⇔不快)の赴くまま未来を願い求め、過...
ご法話

スッタニパータ 死ぬよりも前に850のご法話

850 かの聖者は、怒らず、おののかず、誇(ほこ)らず、あとで後悔するような悪い行いをなさず、よく思慮して語り、そわそわすることなく、ことばを慎(つつ)しむ。かの聖者は、自らの人間的思考の運動(快⇔不快)を制して、怒らず、おののかず、誇(ほ...
ご法話

スッタニパータ 死ぬよりも前に849のご法話

848 「どのように見、どのように戒律をたもつ人が『安らかである』と言われるのか?ゴータマ(ブッダ)よ。おたずねしますが、その最上の人のことをわたしに説いてください。」849 師は答えた、「死ぬよりも前に、妄執を離れ、過去にこだわることなく...