2020

ご法話

スッタニパータ 最上についての八つの詩句797のご法話

797 かれ(=世間の思想家)は、見たこと・学んだこと・戒律や道徳・思索したことについて、自分の奉じていることのうちにのみすぐれた実りを見、そこで、それだけに執着して、それ以外の他のものをすべてつまらぬものであると見なす。世間の思想家は、見...
ご法話

スッタニパータ 最上についての八つの詩句796のご法話

796 世間では、人は諸々の見解のうちで勝(すぐ)れているとみなす見解を「最上のもの」であると考えて、それよりも他の見解はすべて「つまらないものである」と説く。それ故にかれは諸々の論争を超えることがない。世の中の一般の人々は、人間的思考の運...
ご法話

スッタニパータ 清浄についての八つの詩句795のご法話

795 (真の)バラモンは、(煩悩の)範囲をのり超えている。かれが何ものかを知りあるいは見ても、執着することがない。かれは欲を貪ることなく、また離欲を貪ることもない。かれは(この世ではこれが最上のものである)と固執することもない。真の修行者...
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スッタニパータ 清浄についての八つの詩句794のご法話

974 またさらに、世間には五つの塵垢(ちりあか)がある。よく気をつけて、それらを制するためにつとめよ。すなわち色かたちと音声と味と香りと触(ふ)れられるものに対する貪欲を抑制せよ。この世の中には、5つ感受器官から入る気をつけないといけない...
ご法話

スッタニパータ 清浄についての八つの詩句793のご法話

793 かれは一切の事物について、見たり学んだり思索したことを制し、支配している。このように観じ、覆われることなしにふるまう人を、この世でどうして妄想分別させることができようか。人は目の前に現れる事で人間的思考の運動(好き⇔嫌い)によって心...