スッタニパータ

スッタニパータは、お釈迦様が実際にお話しされたことばです。

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スッタニパータ 質疑応答 激流からの避難所

スッタニパータ 質疑応答 激流からの避難所

いつも拝見させていただいております。近年日本、世界では、川の氾濫や津波地震などが頻繁に起こっています。またこれからも南海トラフや関東の地震などが懸念されていますがどのような心構えが必要でしょうか?

 

 

お釈迦様の時代にもインドでは、川の氾濫、特に一面水浸しになるような洪水が度々起こっていました。そのたびに人々は、かろうじて水に浸からなかった洲へ避難したものです。スッタニパータに登場するカッパの質問にも、極めて恐ろしい激流に襲われたときの避難所をお説きくださいと言う質問があります。日本もこれから南海トラフに襲われるわけですから日本中が水浸しになりますし、関東の大地震に襲われるときには数多くの人々が苦境に立たされます。その時に何が人々を苦しめるのかと言うと、人々が掴んでいるもの環境、執着の対象が失われることによって苦しむのです。

 

お釈迦様は、極めて恐ろしい激流が到来したときに一面の水浸しのうちにある人々、老衰と死とに圧倒されている人々のための洲(避難所)は、いかなる所有もなく、執着して取ることがないこと、ーこれが洲(避難所)にほかならない。

 

手放す事。つまり掴んでいるものがない人は、何が起こっても、苦しむことはないぞとお釈迦様はおっしゃられています。ひいては、この手放す事によって、若さを求めて生まれてくることもなく、この死と老衰がある世界。人間的思考の運動(生⇔死)の世界から脱出することが出来るぞとおっしゃられているのです。私たちが恐れているもの、それは、地震や津波ではありません。自らが掴んでいるものが失われる事に対しての恐怖です。その極めて恐ろしい自らが起こす激流に心が襲われないためにも、日々、人間的思考の運動(快⇔不快)によく気をつけて、何ものも掴まない事によって、自らの避難所を作ることができるのです。

 

 

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