ご法話 スッタニパータ 最上についての八つの詩句799のご法話 修行において智慧に関しても、戒律や道徳に関しても、世間において自らの人間的思考の運動(快⇔不快)を制し、両極端である偏見をかまえてはならない。自分を他人との反応の仕方によく気をつけ「等しい」と示すことなく、他人よりも「劣っている」とか、或い... ご法話
ご法話 スッタニパータ 最上についての八つの詩句798のご法話 人が人間的思考の運動(快⇔不快)を立ち上げ、何か或(あ)るものに依拠(いきょ、いぞん)して「その他のものはつまらぬものである」と見なすならば、それは実にこだわりである、と真理に達した人々は語る。それ故に修行者は、見たこと・学んだこと・思索し... ご法話
ご法話 スッタニパータ 最上についての八つの詩句797のご法話 かれ(=世間の思想家)は、見たこと・学んだこと・戒律や道徳・思索したことについて、人間的思考の運動(優⇔劣)を立ち上げては、自分の奉じていることのうちにのみすぐれた実りを見、そこで、それだけに執着して、それ以外の他のものをすべてつまらぬもの... ご法話