スッタニパータ解説 スッタニパータ 老い805の解説 805 人々は「わがものである」と執着した物のために悲しむ。(自己の)所有しているものは常住ではないからである。この世のものはただ変滅するものである、と見て、在家にとどまってはならない。人々は、人間的思考の運動(快⇔不快)を立上げ、「わがも... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ 老い804の解説 804 ああ短いかな、人の生命よ。百歳に達せずして死す。たといそれよりも長く生きたとしても。また老衰のために死ぬ。ああ短いかな、人の生命よ。百歳に達せずして死す。たといそれよりも長く生きたとしても。また老衰のために死ぬ。故に修行者よ、この無... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ 最上についての八つの詩句803の解説 803 かれらは、妄想分別をなすことなく、(いずれか一つの偏見を)特に重んずるということもない。かれらは、諸々の協議のいずれかをも受け入れることもない。バラモンは戒律や道徳によって導かれることもない。このような人は、彼岸に達して、もはや還(... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ 最上についての八つの詩句802の解説 802 かれはこの世において、見たこと、学んだこと、あるいは思索したことに関して、微塵(みじん)ほどの妄想(もうそう)をも構(かま)えていない。いかなる偏見をも執することのないそのバラモンを、この世においてどうして妄想分別させることができる... スッタニパータ解説
スッタニパータ解説 スッタニパータ 最上についての八つの詩句801の解説 801 かれはここで、両極端に対し、種々の生存に対し、この世についても、来世についても、願うことがない。諸々の事物に関して断定を下して得た固執の住居(すまい)は、かれには何も存在しない。かれはここで、両極端に対し、種々の生存に対し、自らの人... スッタニパータ解説